
コンカー経費精算の導入を考えていますか?
コンカー経費精算の機能や料金はもちろんのこと、その評判も気になりますよね?
SAP concurのコンカー経費精算は日本で700社以上の企業が導入している経費精算システムです。
月額料金は41,500円~で、大企業でも利用されているという導入実績も一つの強みとなっています。
コンカー経費精算は、導入実績の他に高度な分析、経費入力の効率化などの様々な特徴やメリットがあります。
ただ一方で、カスタマイズ項目が多すぎるといった声や、競合他社とは異なる料金体系なので、料金について注意をする必要があるといった側面もあります。


コンカー経費精算の基本情報
コンカー経費精算は、クラウドシステムで経費精算管理を自動化・効率化するシステムです。
月額料金 | 41、500円~ |
機能・サービス | ・経費精算
・交通費精算 ・旅費精算 ・レポート分析機能 ・会計ソフト連携 ・レポート分析機能 ・カード・ICカード連携 ・Auditサービス(監査サービス) ・電子帳簿保存法対応 |
特徴 | ・高度なレポート分析機能
・外部サービスとの各種連携 |
導入企業 | ・国内700社以上
・導入企業:ファーストリテイリンググループ、コニカミノルタ、サイバーエージェント、NECなど |
運営会社 | 株式会社コンカー |
コンカー経費精算の3つの特徴
コンカー経費精算にはどのような特徴があるのか、3つの特徴を紹介していきます。
特徴①世界中で利用されている導入実績
コンカー経費精算の強みでもあり特徴となるのがその豊富な導入実績。
日本国内で700社以上、全世界では4万社、4500万人のユーザーに利用されています。
日本を代表する大企業への導入実績もあり、従業員数1万人を超える規模の企業でも問題なく運用ができる実力と信頼のあるサービスといえます。
特徴②経費入力の時間を短縮
コンカー経費精算を使用すると、3つの方法で従業員の経費入力の手間を削減できます。
・スマホアプリで時間と場所を選ばずに経費精算が可能。
・Suica PASMOなどの利用履歴をそのまま経費登録。
別途オプションのカードリーダーの購入が必要ですが、カードリーダーにICカードを読み込ませると自動で履歴がConcur Expenseに取り込まれます。
・コーポレートカードの利用履歴を自動で登録。
日付、金額、利用先情報などの項目をカード会社から連携してConcur Expense上で表示。利用履歴が自動で登録されます。
一部、未対応のコーポレートカード、クレジットカードがあるので、確認が必要です。
特徴③高度な分析レポートを簡単に作成できる
Concurを導入すると、会計システムでは取得できない詳細なデータ(接待交際費の同席者、航空会社や目的地、従業員の違反の有無、違反理由など)が蓄積されるので、分析レポートを作成できるようになります。
また、部署別や従業員別、使用経費額や頻度などのグラフを簡単に作成できます。
一例として、
・従業員レポート
・タクシーをよく利用する人トップ10
・経費違反が多い人トップ5
など、様々なことが可視化ができ、社内ガバナンス強化に役立ちます。
コンカー経費精算の評判・口コミは?
コンカー経費精算の特徴やサービス内容を見てきましたが、実際に使用した人、企業がどう感じているのかという評判はコンカー導入を検討する上で知っておきたいところですよね。実際の声を聞いてみましょう。
導入企業の声①
全世界で経費処理の統制をわずか6か月で実現できたのに驚きでした。常に最も優れたシステムを入れ、世界で統一した運用を目指す当社にとって、Concur は今後の改革に貢献すると思います。
導入企業の声②
Concur は業務改革を実現するための機能が豊富に揃っています。また Concur のスタッフはプロジェクト推進が手馴れていて確実でしたし、顧客視点の営業姿勢やチームワークの良さに安心感が持てました
スマホアプリユーザーの声①
とても便利!いつでもどこでも出来ます。 外出の多い私の勤務状況では申請、承認と場所を選ばず時間を有効活用出来ます。
スマホアプリユーザーの声②
経費精算のための機能は十分。交通費であれば利用駅、会食者であれば同席者、物品購入であれば購入先などの記載欄を作ることができ、稟議と紐付け管理できる。スマホからも登録でき、領収書管理が楽。
コンカー経費精算のメリット3つを解説
ここではコンカー経費精算のメリットを紹介します。導入の参考として役立ててみてください。
メリット① 経費精算業務の効率化と生産性アップ
経費の自動登録ができ、入力されたデータはクラウド上で共有されます。そのため、承認者や経理担当者の手間も削減可能で、ある調査ではコンカーは、経費申請時間を83%削減したという結果も出ています。
このことからも分かるように経費精算の大幅な効率化と生産性の向上というメリットが期待できます。
メリット② 外部連携サービスの充実
昨今、交通機関や旅行、飲食など様々な分野において法人向けサービスが展開されるようになってきました。
コンカーは、このような法人向けサービスの多くと提携し、接待や出張の経費精算業務をシンプルにし、経費削減に成功しました。
この幅広い外部サービスとの提携もコンカーの魅力でありメリットといえます。
メリット③ 万全なセキュリティと高い信頼性
コンカーはセキュリティサービス管理の世界規格「ISO 27001」「ISO 2000」を取得し、強固なセキュリティを確保しています。
一般企業よりもセキュリティに関して厳しい金融機関、銀行などでコンカーが導入されている事実が、高い信頼性とセキュリティーの確かさを物語っているでしょう。
コンカー経費精算のデメリット3つを解説
メリットがあれば、当然デメリットも存在するもの。ここではコンカー経費精算のデメリットを紹介していきます。
デメリット① 高めの月額料金
コンカー経費精算の料金システムはユーザー数ではなく、清算レポート数に応じての課金となっています。
一般的なイメージで従業員60名の企業で、それぞれが1カ月1枚のレポートを出したと計算すると、月額は60,000円程度となります。
そこから、カードリーダーなどのオプションの料金がかかります。
また、レポート数に応じての課金なので、無駄が出にくいという利点もありますが月額料金が変動するという難点もあります。
デメリット② 多様なカスタマイズが逆に分かりにくい
大企業にも対応し、数万人の経費精算が管理できるとあって、機能性は抜群ですが、それがかえってデメリットになってしまうこともあります。
小規模~中規模の企業や、シンプルなシステムを求めている場合では、コンカーは使いづらいと感じたり、多様なカスタマイズ項目が複雑過ぎて分かりにくいと感じられたりもするようです。
まとめ
コンカー経費精算は、高度なレポート分析機能や外部サービスとの提携や、数万人の経費管理ができるなど抜群の機能を持った経費精算システムと言えます。
また、グローバルな展開と国内700社以上導入という実績、蓄積されたノウハウ、そして強固なセキュリティで安心して使えるという信頼も寄せられています。
反面、高機能のコンカーは、シンプルな機能を求めている企業では導入はしにくいという面もあるようです。